Twitterから始まったハッシュタグ文化が他のSNSにも広がり、ついにYouTubeでも使えるようになってますね。
他のSNSサービスで使われるハッシュタグと使い方が一緒なのか、違うのか、その設定方法や効果的に再生を増やしていくツールとして使う考え方などを本記事ではお伝えします。
YouTubeのハッシュタグの効果
Twitter発祥のSNS文化の一つであるハッシュタグがYouTubeでも使えるようになってきていますが、他のSNSサービスでは一般的な検索するという行為がYouTubeの中ではそれほど多くの再生を生み出していない(ブラウジング機能や関連動画、チャンネル登録者への通知からの再生が8~9割を超える)ことから、
ただハッシュタグをつければいいというくらいの認識だと効果的な使い方になりません。
では、どう使えば効果的かというと、
YouTubeでの再生の8~9割を生み出す、ブラウジング機能や関連動画へと波及させる意識で使っていくのが効果的です。
以下にて、その基本的な付け方と注意点および、僕(加藤)がオススメする使い方をお伝えしていくので、じっくりと確認してあなたのチャンネルの成長に役立てていって戴ければと思います。
YouTubeでのハッシュタグ(#)の付け方
まずハッシュタグは半角にします。
全角の「#」では認識されないので、半角の「#」を使います。
また、YouTubeでハッシュタグをつけることができる場所としては、動画タイトルと説明欄になりますが、一般的には説明欄に記載されているケースが多いです。
下図のように動画の詳細設定画面で動画タイトルにハッシュタグをつけておくと、
動画視聴画面では、動画タイトルの横にこのように表示されます。
このやり方でもいいのですが、
動画タイトルより説明欄にハッシュタグを使うユーチューバーが多いです。
下図のように動画の詳細設定画面で動画説明欄にハッシュタグをつけておくと、
動画視聴画面では、動画タイトルの上にこのように表示されます。
ヒカキンさんも動画説明欄に書いてますね。
このような表示を見かけることが多いと思います。
それで、
Twitterの場合は、複数のハッシュタグをつけたい場合は間に半角スペースを入れる必要ありますが、
YouTubeの場合は連続して記述していっても大丈夫ですし、Twitterのように半角スペースを入れてもいいですし、改行して記述しても大丈夫です。
いずれの場合も、YouTubeの動画視聴画面ではタイトルの上にハッシュタグが並んで表示されます。
YouTubeでハッシュタグが反映されない場合の対処方法
ハッシュタグを設定したのに、公開後に動画視聴ページを見ても反映されていない…..
こんな時は以下のチェックポイントを順番に確認してみてください。
時間をおいてみる
通常は、ハッシュタグを設定して公開すれば即座に反映されるのですが、サーバーの混雑状況によっては若干の時差が発生するケースも想定できます。
この場合は、少し時間をおいてもう一度確認してみてください。
ハッシュタグが全角になっていないか確認する
ハッシュタグは半角の「#」である必要があります。
全角の「#」で記述してしまうと、認識されないので、半角を使っているかどうか確認してみてください。
途中でスペースが入っていないかどうかを確認する
特に英語で記述する場合は、途中でスペースが入っているとハッシュタグがキチンと認識されません。
例えば、
#Morning Routine
のように記述すると、正しく認識されません。
#MorningRoutine
このように、間のスペースを削除して1つの塊にして記述するようにしてください。
16個以上記述していないか確認する
YouTubeはハッシュタグ使用ポリシーで以下のように制限を明確に定義しています。
大量のタグ:
1 本の動画に対して大量のタグを登録しないでください。
タグの数が多くなると、検索している視聴者にとって関連性が低い動画が表示されるようになってしまいます。
1 本の動画に 15 個を超えるハッシュタグを追加すると、その動画のすべてのハッシュタグが無視されます。
タグの数が多すぎる場合、アップロード動画や検索結果から動画が削除されることがあります。
ですから、1動画に設定できるハッシュタグは最大でも15個になります。
ハッシュタグは3個までがいい理由
僕は、3個までに留めた方が効果的と考えています。
というのは、
上述の通り、1動画あたり15個までハッシュタグを記述することができますが、動画タイトルの上に表示されるのは最初の3個までになるからです。
また、数が多いと1個当たりのパワーが分散してしまいます。
例えば、全部で100のパワーがあるとすると、
15個では 100 ÷ 15 = 6.66 となって、ハッシュタグ1個当たりのパワーが6.66になってしまいますが、
3個にとどめることで、100 ÷ 3 = 33.33 となって、ハッシュタグ1個当たりのパワーが5倍の33.33に高まります。
このように考えると、分散するより集中した方が効果的です。
ハッシュタグの使用に関するポリシー
YouTubeは、ハッシュタグを使用するにあたり守るべきポリシーを規定しています。
概略は下記に記載しておきますが、実際にリンクをクリックしてあなた自身の目で内容を確認しておいて戴ければと思います。
・スペースを入れない
・大量のタグはNG
・誤解を招くコンテンツはNG
・嫌がらせはNG
・ヘイトスピーチはNG
・性的なコンテンツはNG
・下品な言葉はNG
・ハッシュタグ以外のタグはNG
(引用元)https://support.google.com/youtube/answer/6390658?hl=ja
普通に人と人とのリアルに会ってのコミュニケーションをイメージして戴ければ、上記に列記されているようなNGになるようなことはしないですよね 笑
↑
この当たり前のことを、YouTubeでも意識してください。
それで、上記の中でも、
特に注意して欲しいのが「ハッシュタグ以外のタグはNG」という項目です。
動画説明欄にハッシュタグを追加することは許可されてますが、
何度も同じキーワードが繰り返されるような文章はNGとされています。
かなり極端な事例として例示していますが、
上記のようにキーワードを羅列する行為はスパムになりますので、決してしないようにしましょう。
「#」を間違って大文字の「#」にしたり、スペースが入っていたりすると、意図せずに間違えた用法になってしまうこともあります。
ここは注意して戴ければと思います。
ハッシュタグの効果的な使い方
ハッシュタグを使うことで再生数が大きく爆発するかどうか?
で言うと、
僕の考えとして可能性としては低いです。
そもそもYouTubeは、ハッシュタグをコミュニケーションツールとして効果的に使うSNS的な位置づけとしてはまだまだ弱く、
さらに言うと「検索」経由での再生は、
YouTubeとしての全体の再生ルートとして大きな割合を占めていません。
とはいえ、せっかくの機能ですから効果的に使いたいですよね 笑
僕がオススメするハッシュタグの用法としては下記3つになります。
シリーズものを一纏めにする
YouTubeにはブログのカテゴリのように、動画を仕分けしていく機能はありません。
ちなみに僕のブログはこのようにカテゴリ分けしています。
このように数ある動画を種別ごとに分類することで、訪問者のユーザビリティを高める役割がカテゴリにあります。が、YouTubeにはこの機能がありません。
ですから、
何かシリーズものの動画を複数つくって公開したときに、そのシリーズものの動画の説明欄に同じハッシュタグを入れることで同じ動画群だとYouTubeアルゴリズムに認識してもらうことができます。
これに加え、シリーズリストという機能を使ってそれらのシリーズものの動画を一つの再生リストに纏めることも併用するとさらに効果的です。
再生リストの一覧からシリーズリストに設定したい再生リストを選択し、
「再生リストの設定」を選択します。
「詳細設定」を選択します。
「この再生リストの公式シリーズとして設定」にチェックマークを入れ「保存」します。
この2つの設定を併用することで、あなたの動画の横に並ぶ関連動画に、あなたが作成したシリーズものの動画が並びやすくなっていきます。
チャンネル群で戦う
もしあなたが複数のチャンネルを運営しているなら、その複数のチャンネルで共通するハッシュタグを使うことで、あなたが運営するチャンネル同士での関連度が高まり、その関連動画にあなたが運営するチャンネルの動画が並びやすくなっていきます。
このように関連動画を制することで、一つのチャンネルが伸びた時に、他チャンネルも伸びていく流れになっていきます。
人気チャンネルとの相性を高める
これはかなり限定的な活用法になりますが、あなたの動画が関連動画に出たいと思うような人気チャンネルが、もしそのチャンネルしか使っていないようなハッシュタグを使っていたら、そのハッシュタグをあなたも使うことで人気チャンネルとの相性を高めていくことができます。
これはテクニックでしかないので、そのハッシュタグを使って適切だとYouTubeが認めるような動画を作成して使うことが大前提です。
また、
例えば、人気チャンネルのチャンネル名やユーチューバー名を使っているからといって、あなたのチャンネルでそれを使うのはNGです。
上記、注意点を確認いただき、適切にこのテクニックを活用していって戴ければと思います。
まとめ
僕が考えるハッシュタグの活用法を3つお伝えしましたが、これらは即効性があるというよりは漢方薬的に時間をかけてゆっくりと効果が生まれてくるような用法になります。
もしあなたが、YouTubeで1000万再生されるようなチャンネルを運営したいとお考えなら、より本質的なノウハウと全体像を学ぶ方が効果的です。
こちらから僕の電子書籍「ライト版:YouTube1000万再生Club」をプレゼントしてますので奮ってご応募くださいね。
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Takeshi Kato
1971年11月1日生まれ。新潟県出身。
息子と遊ぶことが大好きな49歳。
大学卒業後サラリーマンとして働くも、出世や昇給の限界を感じ、38歳で副業を始め、間もなくして退職。ネットビジネス1本で生きていく道を選択する。 まったく稼げない時期に苦しみながらも、YouTubeアドセンスと出会い、今では1 日1本の動画をつくるだけで、サラリーマン時代の収入の3倍を稼ぎ続けている。 当時の自分と同じような葛藤を抱える中年サラリーマンに、人生の選択肢を与えることをテーマに、情報発信や指導にも積極的に取り組み、“稼ぐ”ではなく”稼ぎ続ける”ことを重視する指導指針には、老若男女、幅広いファンから熱い支持を受けている。
◆加藤武プロフィール
◆教え子の喜びの声
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加藤 武
チャンネル登録者30万人オーバー、総再生回数4億再生を超える人気チャンネルを運営する顔出ししないユーチューバーである僕が、ハッシュタグのYouTubeでの使い方について解説します。